お客さまの声

「よきお姉さん」と、「大人の家庭教師」。かけがえのない存在として、互いに認め合う存在。

吉田「俺のじゃない!」って、お店に置いて帰った。 高木「それより、私のジャケット、どうしたの?」って(笑)

2人の関係を深めた、奇跡の(!?)忘れ物。

 
私たちも吉田さんも、同じ東池地区という地域で同じ不動産業をしているので、その地区の忘年会で、最初に出会ったんだと思います。彼のお父さまやお母さまには、それより先に会っていましたけど。
 
そうでしたっけ? 忘年会か。
 
出会いはそうだよ。吉田さんは、すごく人当たりのいい性格で。その後、より親しくなったのは、“青十会”だよね。大田区の若手社長や、2代目さん、3代目さんが集まる会があるんです。
 
そうですね。「青」年社長が「十」人でスタートさせたから、青十会。私は創始メンバーの1人です。その後、メンバーが増えていって、たしか創立してから2年後くらいに、高木さんも参加してくれた。
 
私は賃貸をメインにやってきたので、売買には弱かったんです。吉田さんに出会ってからは、お客さまに売買の相談をされて分からないことがあると、その場では宿題にさせてもらって、吉田さんに教えてもらうの(笑)。お客さまには「めちゃくちゃ詳しい人がいますんで」って言って(笑)
 
そんなでもないよ(笑)
 
でも、本当に仲良くなったのは、“アレ”からだよね。
 
アハハハ! 2人を引き寄せた奇跡のアレですね。何かって言うと、とある飲み会の後に、僕が間違って高木さんのジャケットを来て帰っちゃったんです。しかも、酔っ払ったまま牛丼屋さんに寄って、そのジャケットを見て「俺のじゃない!」って、そのお店に置いて帰った(笑)
 
次の日に、何もなかったように挨拶の電話が来たんです。「昨日はありがとうございました」って。だから「それより、私のジャケット、どうしたの?」って(笑)
 
慌てて牛丼屋さんに取りに行ったら、ちゃんとありました。あの事件があって、余計に打ち解けることができましたね。

持ち場の違いを活かし、助け合う存在に。

 
横浜の案件、覚えてる? 中堅の業者さんが買い手だったんだけど、重要事項説明書をそっちで作ってほしいって言われて。
 
うんうん。覚えていますよ。
 
私は大田区を中心に、都内の案件しか扱ったことがないから、困っちゃって……。
 
場所が変われば、法律も変わりますからね。
 
しかも、少し特殊な物件だったから、調べないといけないことがすごく多かった。私1人では到底できないから、ノートパソコンを持ち込んで、吉田さんに教えてもらいながら進めたんです。
 
うん。うちの会社でやったよね。
 
「大人の家庭教師、ト○イ!」とか言いながら(笑)
 
アハハハハ。言ってたね。
 
やっぱり、同じ不動産業者でも、得意分野がそれぞれにぜんぜん違います。
 
そうですね。なぜこれだけ街に不動産業者がいるのかっていうと、それぞれに持ち場が違うっていうのがあると思います。もちろん高木さんのフィールドと我々のモノも違う。一部はかぶることもありますが、かぶらない部分の方が大きいですよね。
 
そうですね。あと、相談するタイミングがいいことも、多いような気がします。
 
そうそう。何か話を持ち込まれて「あ、今ちょうど、そういうのやってるから、勉強した所だよ」みたいな。
 
しかも「金額によっては、それ、僕が買おうか?」みたいな。私としては、“オイシイ話”として、持っていってるわけじゃないので、「いいんですか?」「本当に大丈夫?」って。
 
確かに、そういうこともありましたね。

中編へつづく